ファストファッションブランドのタイ開戦
タイのアパレル市場は近年、首都バンコクなどの中間層の購買力増大に後押しされて急速に拡大している。
日本の「ユニクロ」は米国の「GAP」などに続きタイに進出し、9月に現地初の店舗をオープンした。東南アジア地域の市場潜在力が顕著であるため、各アパレル企業ファッションを追うタイの若者をどのように誘致し、現地市場のシェアを拡大するかで激しい競争が始まっている。
ユニクロタイ1号店はバンコクの中心部にある若者に人気のショッピングモール内にある。店舗面積は約2750平方メートルで、東南アジア地域の中で最も広い。9月9日のオープン当日は約2500人が列を作り、特売のTシャツやジーンズが瞬く間に買い占められた。
柳井氏は「アジア地域の大都市は10年後にパリ、ロンドン、東京などの都市のようなファッションセンターに発展するだろう」と強調した。ASEAN(ASEAN)が2015年までに地域経済統合を目指すことを踏まえ、ファーストリテイリングは2020年末までに同地域に1000店の出店を目指す。
現地のアパレル業界関係者は「タイはアセアン加盟国の中で経済発展が理想的な国であり、2005年以降はアパレル類の関税を引き下げ、外資の進出に有利だ」と指摘している。デザイナー続々と出現するファッション国は、「東南アジア地域の基地の一つとして外資の進出がさらに加速するかもしれない」。
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